折々写真記
(3)歴史的遺物を切り刻む? [2005/2/19]
 上の写真は、今年の9月のつくば書店事務所敷地に成ったイチジクの果実と、それにむさぼりつくハチたちです。植えて5年がたちました。昨年からとても甘い実をつけるようになり、夏から秋にかけての楽しみとなっていたのですが、昨年の鳥に加え、今年からハチが参戦、人との三つ巴の争奪戦になってしまいました。このハチ、こわそうでしょ。巣はどうやら敷地内にはないようなので一安心しましたが、人も食べるので薬も使えず、見守るばかりでした。結構ハチに食われてしまいました。どなたか、おっぱらういい方法がありましたら是非お教えください。なお、イチジクの果実というのは、本当は花なのだそうです。そういえば、食べると中に花弁状のものがたくさん見えます。もぎたての甘さは、何物にもかえがたい味です。ちょっとオーバーかな、あんまりいい物を食べたことがないので・・・。
(2)近づく、つくばTX開業[2005/1/18]
 冬寒いのは当たり前ですが、つくばTX開通も迫り、東京方面からつくばへ移住される方も増えると思いますのでつくばの冬について一言。私も東京方面からこちらに移って来たのですが、東京と比べると冬は結構寒いです。私が住んでいる谷田部(つくば市南西部)の郷土史の本、『谷田部の歴史』(谷田部町発行、1975年)によると、冬は晴天が多く乾燥していて、1月の気温は、水戸よりも低く、周囲に比べると局地的に低温。夏は気温は水戸よりやや高い、とあります。谷田部のことなので広いつくば市全部に当てはまるわけではありませんが、つくば市は谷田部と同じ筑波・稲敷台地上にほぼあるので同様な気候だと考えられます。土地の人の解説によると、「川を一つ越すと温度が2〜3度違う」ということです。この場合は利根川のことになります。東京よりも雪が積もる回数も確実に多いです。それに、霧が時々出ます。夜に霧になって朝まで残ることも。朝早く出かける方は自動車にフォグランプがあった方がいいかもしれません。私個人では、変な話しですが、耳アカがこちらに来て急に耳奥にたまるようになりました。左耳の奥に耳かきでもとどかない所にたまります。それで毎年一回、耳鼻科に行って洗い流してもらっています。これも気候の変化が原因のようです。
 利根川で思いだしましたが、つくばに引っ越して来た当初は、東京から帰る時、利根川を電車(常磐線)でわたると、遠くに移ってきたんだな、と感じたものでした。今はそんな事は少しも思わなくなりましたが。つくばTXでつくばに来る人と、常磐線で来る人では、また、つくばの感じ方も違うかもしれません。写真は、つくばの中心部から車で5分くらいのところです(2005年3月5日撮影)。
 いよいよ今年八月に「つくばエクスプレス」(つくばTX、つくば〜秋葉原間を45分で結ぶ高速鉄道線=JR常磐線の特急「フレッシュひたち」と同じ時速130キロ運転)が開業になります。つくば市民としては、首を長くすること十数年というわけです(私自身はつくば市民歴五年ですが)。昨年、よその方とつくばの話になって、「新常磐線がもうすぐできるんですよね」と言われて、新常磐線という化石のような名前を久々に聞いて驚愕したことがありましたが。思い出すと、私がつくばエクスプレスの事を初めて知ったのは、東京で満員の通勤電車の中、前に立つ人が読んでいた新聞記事を盗み読みした時でした。昭和六〇年代初めのことでした。「本当にできるのかな」と他人事でしたが、こんなすぐ側に住み、利用できる日を指折り楽しみにするとは、その時、夢にも思いませんでした。写真は、事務所近くの半地下で走るつくばエクスプレスの鉄道路線です。現在、試験走行をしていて、時々走る姿を見ることが出来ます。

(1)イチジク争奪戦[2004/11]


(5)科学技術週間
[2005/6/2]




 つくばでは、毎年4月末の科学技術週間に合わせて、多くの研究所が施設を公開している(もちろん無料)。写真は、国立環境研究所で行われた電気自動車試乗の様子。職員の方が運転の注意など簡単に説明してくれていざ試乗、加速はとてもスムーズ、ただブレーキをかけるとガクンとスピードが落ちる感じを受けた。一人乗りでデザインもなかなか格好いい。もう一台あって、そちらはナンバープレートが付いていて公道を走りデータ収集をしているとのこと。様々な実験施設の公開、現在取り組んでいる研究のパネル解説などもあった。公開週間中、国土地理院、物質・材料研究機構、森林総合研究所、土木研究所など見て回った。科学おんちにとって、研究員の方が丁寧に解説してくれるので、知的好奇心も満たされ楽しい時間を過ごせた。
 また、この科学技術週間の前の週、用事で東京に出掛けて行ったが、急に時間があいたので、ほんとに久しぶりに上野動物園(入場料、大人600円)を訪れた。時間つぶしだったが、これが結構楽しかった。違う種の生き物を目の当たりにして、何か自分の細胞が興奮しているかのような体全体からの喜びにひたった。自分にないもの、自分と違うものに接触するのはなかなかいい。上野動物園のミーアキャットの、立って遠くを見張るしぐさがかわいかった。一匹が律義にこれをやってくれていて見ている人は皆大爆笑でした。
 間があいて一カ月以上前の話題になってしまいました。今後は月、数回の更新を心掛けたいと思っていますので、宜しくお願いします。




(6)つくばにストリートが出現[2005/6/25]


 つくばで人が集まるところといえば、車で買物に集まって来るショッピングセンターがほとんどだったのが、今年3月にオープンした商業施設「Qt」(キュート)が出来て、つくばにもストリートが出現しました。これまで、ティッシュ配りにはつくばではお目にかかったことはありませんでしたが、ここでついに遭遇しました(笑)。ストリートミュージシャンも、筑波大の学生の方のように見えましたが、バイオリンでクラシックを奏でている人も一度見かけました(感動!)。また、実際には見ませんでしたが筑波大のサークルがパフォーマンスを繰り広げたこともあったとか。
 このQtは、8月24日に開業するつくばエクスプレスのつくば駅の真ん前に位置し、開業後は、今以上に人通りが多くなりそう。つくばに人混みが出来るなんて、ちょっとわくわくしますね。だだ残念なのは、この通りの先(写真右側に行った所)が公共施設にぶつかっちゃうことでしょうか。静かに立派な建物が建っています。
(2005/6/3[金]15時ころ撮影)



(7)東京国際ブックフェアに行きました
[2005/7/20]




 今年も東京国際ブックフェア(会場=東京ビックサイト)に足を運びました。初日の7月7日と翌日の二日間講演を聞いたり、フェア会場の各社のブースを見て回りました。写真はドイツ書籍コーナーで、今年は日本におけるドイツ年ということで、ドイツの書籍が各国ブース中でも最大のスペースで展示されていました。やはり、違うお国の本は刺激的で大いに触発され関心させられました。色使いなどはっとさせられる点が多く、デザインも日本の書籍にはないものがあり、大変参考になりました。でも、2日間歩き回って疲れました。小説家・浅田次郎さんの講演も聞くことができました。浅田氏曰く、本選びのコツは、「本のタイトルとオビの言葉を信じるな」ということで、出版関係者が多かった会場からは、真実をつかれたのか、半分どよめきのような笑いがおこりました。


ドイツブースで−−モノクロ写真とカラーの組合せが
面白い。色の組み合わせにもハッとさせられる。



(8)つくばエクスプレスが開通!![2005/9/9]



 つくばエクスプレス(TX)が2005年8月24日開業しました。開業して初の週末、乗ってきました。感想は速いの一言! 特に最寄り駅のみどりの駅あたりはスピードが出るようで、乗っていて耳に圧迫感を感じる程。乗り心地は、なかなか。ただ座席シートが固い感じがする。TX同士すれ違う時はすごい風圧で、高速で走っているのが実感されます(130`運転している)。TXを利用すると、事務所からドアツードアで所要時間が今までの半分、60分あまりで東京に着くことができました。これでつくばは完全に東京に取込まれた感じに。それにしても、北千住に30数分で着いた時は、なんだか不思議な感じがしました。ここまで今まで、ゆうに1時間半近くかかっていましたから。
 9月に新刊『つくばレポートvol.1』を発刊しました。「つくばの基礎知識」という特集を組んでいて、つくばについて知りたい方に最適な本です。「つくばの基礎知識」の内容は、地理と気候、歴史、筑波研究学園都市、産業、観光、交通(車)、交通(バス)、治安、外国人、TXからなっています。興味のある方はぜひどうぞ。今村書店サンクリエイトに直接お申込いただければ送料無料でお送りします。一冊、税込で1260円です。(写真はみどりの駅ホーム、2005/8/27/午前11時ころ 皆始めて見るのでしょう。TXに見入っています。)




(9)ララガーデンつくば、増床新棟「アイランド」記者会見
                           [2005/9/30]


 2005/9/30、午後2時から、ララガーデンつくばの増床新棟「アイランド」の記者会見及び内覧会が行われました。アイランドには、ユニクロのすべてが揃うという500坪のユニクロの大型店、顧客から要望があったという和食のレストランであるひな野、ピッツァはおかわり自由というパスタ&デザートのパステル、くまざわ書店が出す文具店ケイズパペリエなど7店舗が出店。従来棟には、やはり顧客から要望があった滞在型の喫茶店、ゆとりの空間cafe&shopが出店している。アイランドは10/1オープン。
「キュートを意識して増床したわけではない。足りないニーズを補完することが増床の一番の目的」というコメントがありました。また、つくばエクスプレス開業に関しては、前後の来場、売上に大きな変化はなかった、そうです。
 見た感想は、ユニクロは広いの一言、その他、おしゃれな店舗が揃ってまた、土浦学園線は週末混雑するかも。



ガラス張りで明るいパステルの店舗




(10)松見公園展望塔再開[2005/12/9]


「つくばレポートvol.1」発行時には、アスベスト問題で閉鎖されていた松見公園の展望塔が問題なしと判明して11月12日再開されました。先日行ってみました。晴天の日曜日だったこともあって、公園を散策する家族連れ、展望塔に上る人も多かったです。上からは学園都市が一望されてなかなかの眺めでした。展望階までは、エレベーターで上がれます(有料、100円)。売店、有料駐車場も併設しています。市は、年に3〜4回は芝刈りをして環境を維持しているそうで、現在は落葉拾いが大変だそうです。





(11)雪は積もらない筑波山[2006/1/27]





 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。更新が昨年からのびのびになってしまいました。申し訳ありません。なかなかいい写真がとれなくて、…(いいわけですが)。 
 上の写真も良い写真かどうか分かりませんが。

 2006年1月21日、関東に久しぶりの大雪が降りました。朝起きると一面真っ白で、その日は夜まで雪が降り続きました。それでも筑波山が白くなることはありません。数年前のやはり一月に、雪が降ってから数日して筑波山神社に参拝に行ったことがありますが、平地ではまだ雪が残っていたのに神社のある筑波山中腹では、雪がほんの少ししか残ってなくて驚いたことがあります。筑波山中腹では栽培の北限を越えるみかんの栽培が見られるように、平地より2〜3度温度が高く「斜面の温暖帯」と呼ばれ温度の逆転が見られるところです。平地でも雪解けの具合から推測するとつくばの南部より筑波山周辺の北部の方が暖かいようです。筑波山麓に住む人がつくば市南部にあたる谷田部に車でこられて、まだ雪が残っていると驚いて、そう感想を話されていました。(2005/1/24撮影 場所/つくば市の西隣りの谷和原村で。ちなみに谷和原村は、今年3月に隣接する伊奈町と合併して「つくばみらい市」となります)。



(12)宇都宮に行ってきました

 先日、取材で宇都宮に行きました。ちょうど桜が満開。公園ではお花見をしている親子連れもみかけました。餃子もいただきました。さすが餃子の町、おいしかったです。写真は、宇都宮市中心部にある二荒山神社、宇都宮発展の元となったお宮です。取材は、4/28からつくば美術館で開催される「川上澄生展」に関してで、美術評論家の方にお話しをうかがってきました。今度、4月末、つくば書店から創刊する情報誌『つくばway』の取材でした。



(13)発展する研究学園駅地区 [2009/2/25]


つくばエクスプレス(TX)の研究学園駅周辺です。つくばの副都心とされている地域ですが、高層マンションが建ち並び、つくば市役所の新庁舎が建設中、北関東最大というショッピングセンター、イーアスつくばも昨年末にオープンして、つくばで今最も注目されている地域です。駅周辺は工事や建設中の現場が多く、日々姿を変えつつあります。写真上に写っている駐車場には、3月からホテルが建設されるようで、建設計画の白看板が立っていました。写真下は研究学園駅です。出迎えの車がいつも止まっています。





(14)筑波山と新市庁舎[2010/1/23]




新年あけましておめでとうございます。ちょっと遅れてしまいました。本年もよろしくお願いします。
 写真下は、つくば市内(面野井のグランドステージ山新付近)から見た筑波山です。最近は市内各地で開発が盛んで、建物や電柱をはずして筑波山だけを写真に撮るのが段々難しくなってきている感じです。筑波山の右に少し見えているのがつくば市の新市庁舎(:研究学園駅近く)です。今年2010年5月から使用開始するようです。上の写真は新市庁舎を正面から撮ったものです。
 新市庁舎建設を見送っているつくば市のお隣の土浦市の中川市長は、つくば市との合併をにらんで市庁舎建設を後回しにしているのかと遠回しに聞かれ否定していましたが、今後、合併が俎上に上がるのでしょうか。つくばエクスプレス沿線は開発が進み自然が失われ続けています。どこまで開発は進むのでしょう。




(15)往来座さんで売れてます
[2010/6/23

 東京・池袋の古書店「往来座」さんで「東京レポートvol.1」が好調に売れています。白地に赤の背表紙が東京レポートです。ちなみに商品は新品です。往来座さんは鬼子母神のそば、池袋駅東口の交番裏からバスに乗って二つ目のバス亭、東京音楽大学前で降りると目の前です。本好きをうならせる品揃えで人気の古書店です。郷土関係の本も充実しています。近くの早稲田古書店街と連携して様々な古書の催しを年間を通して開催しています。
 池袋・豊島区を特集した「東京レポートvol.1」は豊島区の高野区長にも絶賛していただいたようですが、売れ行きは今一です。なにしろ置いてくれる書店さんがない。東京の書店さんは直販を嫌うところがほとんどです。逆にアマゾンでは取り扱いしていただけるようになりました。「東京レポート」は地元の中小書店さんにも"援軍"となりうると思うのですが。




(16)土浦市と新治村の合併、その後
[2010/7/6]

 







 


土浦市の北西に隣接していた新治村が土浦市に吸収合併されて四年がたった。写真は旧新治村役場があった現在の新治支所(土浦市藤沢)に建つ合併記念碑。
 合併して新治はどうなったか? 村の中心部から金融機関が撤退、セブンイレブンは閉店、合併特例債は大半が土浦のために使われ、住民は自分のことを自分で決められないもどかしさを感じているという。市議会には住民数からいうと三人が新治から当選してもおかしくないが一人しか当選しなかった。
 実は住民にはつくば市との合併を望む人が多かった。しかし、合併してつくば市を形成した六町村に入り込むことが出来なかった。住民は若い人を中心につくば市への流出が続いている。





(17)つくばのくいだおれ[2010/7/19]


 



つくばの「くいだおれ」地区。つくば市中心部にある飲み屋街です。現在140店舗あまりが営業しています。
夜ともなるとネオンきらびやかで週末はにぎやかになるようです。つくば市にある筑波研究学園都市は計画して作られた街ですが、官の計画した街には、当然飲み屋街は入っていませんでした。昭和53年にくいだおれが出来てやっとほっとできる街に。つくばの警察は女性が隣に座るような風営法にかかる店についてはこのくいだおれ地区にしか認めていません。やはり不況のようで平日のくいだおれ地区はちょっと寂しい感じです(写真は二点とも平日の撮影)。






(18)霞ヶ浦をちょっと眺める[2010/8/30]







霞ヶ浦をちょっと実感したいという時、霞ヶ浦総合公園もいいですが土浦駅近くにいい所があります。土浦駅東口から車で5分くらい。港町3丁目の霞ヶ浦の突端のところ。そこは、霞ヶ浦の岸とすぐ南側を流れている桜川沿いが高い堤になっていて、堤は広く散策にぴったりの場所になっています。霞ヶ浦の遊覧船が出る土浦駅東口近くの土浦港あたりから見ると霞ヶ浦はまるで実感できませんが、こちらに来ると霞ヶ浦の広さを感じることが出来ます。桜川沿いには桜並木があって桜の時期にはさぞいい眺めだろうとうらやましくなります。桜川下流域のある土浦には桜川沿いに、銭亀橋のあたりなどに広い土手があって市民の憩いの場になっています。こういうところはつくばにない土浦の魅力の一つではないでしょうか。







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(19)ポストにドライブスルーを
[2010/9/7





これはつくば市の上横場にある国道354号沿いにたつ現役のポストです。この丸型ポストは1970年代までは主流だったようですが、現在は箱型にとって替わられています。一部地域ではまだ残っているという生き残りのポストの一つです。投函したいものがある時、このポストが車道側に建って入れぱ゛投函することもできるのにと時々思います。しかし、それでは歩道を歩く人や自転車にとっては障害物となってしまうので仕方ないことですが。
 つくば市にも郵便局は数は結構あるのですが駐車場スペースが少ないところがほとんどす。そこでドライブスルーの郵便局を作ったらと思うのですが。切手や郵便の投函など時間のかからない業務はドライブスルーにしてはどうでしょう。日本郵便の方是非考えてください。あとコンビニなんかもドライブスルーをやったらどうでしょう。ドライブスルーでいろんな用が足せる道ができたりして。でも結局一つの用だけはドライブスルーでは足せないですね(w)。




(20)TX沿線の古代人
2010/9/18]










 
つくばエクスプレス(TX)の沿線開発でいろいろ遺跡がみつかっているようです。偶然、その発掘現場のそばを通りました。場所は万博公園駅の近くです。発掘している方に聞くと「島名・熊の山遺跡」といい、古墳から鎌倉時代までの集落跡で何千という住居跡が見つかっているそうです。下の写真は一戸の跡ではなく数戸の家の跡だそうです。深い穴は柱をたてた縦穴で屋根はわらぶき、床はたたきの土間で、おもしろいことに時代が下る程家の大きさは小さくなっているのだそうです。同じ写真の奥に見えるのは万博公園駅そばにたつマンションです。そういえば今も確か昔住んでいた家の方が大きかったような気がします。
 上の写真はやはり万博公園駅近くの香取神社から筑波山方面をみはらしたものです。下の写真の遺跡の近くに神社はあります。この香取神社も古くからあるようでひょっとすると、この住居跡で暮らしていた人たちが勧進したのかもしれません。この神社の社域は丘のように高くなっていてすがすがしい場所です。古代から中世の人たちも同じ風景を見ていたことでしょう。神社内には二本大ケヤキがたっていて、つくば市の天然記念物に指定されています。



(21)普通な研究都市[2011/7/15]








研究学園駅周辺には三棟の高層マンションが建ち、大型ショッピングセンターや家電、ドラック、スーパーなどの便利な店舗が並ぶ。きれいな街並で若い家族層には人気が高いという。しかし不動産は高めで居住者は公務員などが中心という。大型SCがあるせいかスーパーや飲食店チェーンの他は店舗ではビジネスホテル、自動車ディーラー、歯医者、学習塾などが目立つ。異国情緒の結婚式場も目を引く。
 確かに買い物には便利な街だ。高層マンションは研究学園駅のランドマークになっている。市庁舎も2010年5月に出来てつくばの副都心として発展しているかに見える。しかし、何か物足りなくはないだろうか。「研究学園都市」であるつくば、大ベンチャーは別として小さなベンチャーなどの姿がもっと見えていいのではないか。他のベッドタウンと変わらない町並みしか形成出来ていないのはちょっと寂しい感じがする。いいものはあるのに我々には創造力が足りないのかもしれない?



(22)龍ケ崎のいがっぺ市[2011/12/12]






 11月23日龍ケ崎のいがっぺ市に行ってきました。当日は天気にも恵まれ結構な人出でした。龍ケ崎のことを知るいい機会だと思い出かけました。いがっぺ市のメインストリートは結構な長さで、その昔の龍ケ崎の繁栄ぶりをしのばせます。見て回る前に何か地図や催しについてチラシを手に入れようと思ったのですが、そういうものは一切用意されてないようでした。龍ケ崎の地元の人たちは、事前に配られた様子のくじ抽選会応募券つきの地図などののったチラシを手に歩いているようでしたが、印刷物は他所から当日来る人のためには何もなかったようです。
 ちょっと皮肉っぽくなりますが、龍ケ崎にはまだ、茨城の一昔前の気質が残っているような気がしました。それがどんなものかはっきりとはまだ言えませんが、これまでの取材から何となく、他所の人たちへの配慮が欠けている、持ち合わせていないといった何かそんな感じのものです。ある県南の企業の広報の人は「宣伝がへたなんですよね」というようなことを言っていました。自分のPRがへたということにもこれは通じているのかもしれません。悪気があるわけではないのは、よく分かります。聞くと親切に教えてくれます。年季の入った焼きがまを持ってきている焼き芋屋さんが出ていて実にうまそうな様子なんですが、一個いくらという看板は掲げていない。聞けばいいのかも知れませんがこちらとしては何となく億劫な気がします。期待していた龍ケ崎市や市内の企業の出店はありませんでした。
 下の写真は抽選会の発表の様子です。沢山の人が集まっていました。これがいがっぺ市の目玉のようでした。結構豪華な景品で、企業や商店は景品を出すことの方に力を入れているのかもしれません。
 話をすると結構なまっているも人います。これは龍ケ崎が鉄道の常磐線から離れているからかもしれません。それだからこそ龍ケ崎にはまだ古いものが残っているのではないかと取材する人間には期待を感じさせます。
(茨城県龍ケ崎市)


(23)周辺の放射線量を計ってみました [2012/1/19]



  


1月10日、つくば市(放射線対策室)が貸し出してくれる放射線量測定器を借りて事務所周辺(つくば市谷田部)で計ってみました。まず、室内から。いつも仕事をしている机のあたりは、床から1bの高さで0.069マイクロシーベルト(μSv)でした。問題なし。一応、0.23μSvまでが許容範囲とのことです。
 次に事務所の外。数カ所計りましたが、0.137、0.119、0.100、0.152(μSv)でこちらもOK。ほっとしました。しかし、近所の側溝(写真左)、地表から1bの所では0.144μSvだったのですが、側溝の上に渡っているコンクリートの下の排水口、ここはいつも泥が堆積しているところなのですが、排水口あたりに近づけて計測すると0.496μSvでした。やはり心配していた通り高い値が出ました。市の担当の人によると、その近くを通り過ぎるのは心配ないが、子供が近くにとどまるのは避けて欲しいということでした。
 3時間借りていられるので、もう一点、高い値が出るのでないかと予測していた地点があったので、そちらに行ってみました。それは、まとまった雨の日になると必ず冠水している動物衛生研究所の角、布袋池の信号のところです(写真右、観音台3丁目)。この写真の歩道の木のあたりで計測してみました。地表で0.332、1bの高さのところで0.234μSvでした。水がたまるのは木のある歩道寄りの車道側なのですかが、車がひっきりなしに通るので歩道側を計りました。ちょっと高い値がでましたが、通り過ぎる分には影響ないようです。
 この他、いつも散歩する近くの川の堤防あたりとなどでも複数カ所計りましたが、0.1μSv前後で問題ないようでした。いつも川のあたりで深呼吸して帰ってくるのが習慣になっているので、一安心でした。
 つくば市放射線対策室は放射線量測定器10個を以て午前、午後の各3時間の範囲内で市民に貸し出しています。予約制で電話で申し込むことができます。


(4)つくばの冬は寒い[2005/4/9]
1月末に東京ドームで開催されていた「東京国際キルトフェスティバル」(1/27〜2/2)を見て来ました。パッチワークのプロから、愛好家、関連業者までが集う作品展、見本市です。内外の様々な切れ地やミシン、関連書籍などが沢山展示、即売されていました。なぜ行ったかというと、古布を見に行きました。ある他の見本市で古い端午の節句ののぼりを見つけて、そののぼりに感動して、呆然と立ち尽くしてしまったことがあったのです。その業者さんに、このキルトフェスティバルのことを教えてもらいました。ここで仕入れたというのでした。
 古布を扱う一角ではパッチワークの愛好家の方たちは、作品にするため江戸、明治、大正時代の古布の切れ端を求めていました。当時のままの着物にいくつか素晴らしいものがありました。銚子の漁師が大漁の時に着る華々しい柄の上着(大正〜昭和初期、肩のあたりが汗で黄ばんで生々しい)や、江戸時代の鶴亀柄の上着(これはすばらしく、値切り交渉をしましたが成立しませんでした)など目に付きました。これらの歴史的なものも絶対に切り刻まれないという保証はありません。
 最初に見たあの端午の節句ののぼりは、実は絵柄で三つに切られて、カバン三個になっていたのです。その内の一つの絵柄は、私の家と同じ家紋でした(他の絵柄は武者)。聞くと九州のものだということで、まさしく私の先祖が作ったものかもしれないと思いました。とても珍しい家紋で他に使っている家を見たことがないだけに残念でした。その業者さんは、いい材料を見つけたと思ったのでしょう、歴史的な興味は皆無のようでした。パッチワークの材料でしかないのです。家紋は上下逆さまになってカバンになっていました。
 誰も止めることは出来ませんが、せめて天地を合わせるくらいの敬意は払ってもらいたいものだと思います。それにしても残念なことでした。